GarageBandとは、MacやiPhoneで無料で使える音楽制作アプリのことです。
特にMac版GarageBandは無料といえども、Appleが提供する本格的なDAWとなっており、
初心者にとっては大変魅力的な音楽制作ソフトとなっています。
プラグインや音源、サンプラーなどを合わせることでさらに本格的な音楽制作を行うことも可能です。
そんなGarageBandを含め、DAW(Digital Audio Workstation)には様々な使い方があります。
例えばフェードインやフェードアウトを設定することで曲のボリュームを次第に上げ下げすることができます。
パン(左右の音)を調整することでスピーカーで聞いた際により動きのある曲に仕上げることもできます。
ピアノの打ち込みやドラムの打ち込みになると強弱がとても大事で、このベロシティの調整をすることで自然な音に近づけます。
今回ご紹介するのはリージョンの分割・結合といって、曲からその1部分だけを抜き取ったり差し込んだりするような使い方です。
ということで、GarageBandの使い方講座【リージョンの分割】を解説します。
また、GarageBandの使い方をまとめていますのでぜひこちらの記事も合わせてご覧ください↓
【初心者必見】GarageBandで結合したリージョンを分割する簡単な方法
GarageBandの注釈を見るとこんな感じです。
トラック領域でリージョンを分割し、分割したリージョンの各セグメントを異なる場所で使うことができます。
MIDI リージョンを分割すると、分割ポイントに位置するノートはポイント以降の部分が切り捨てられます。分割した MIDI リージョンで、あるノートが別のノートに 16 分音符分を超えて重なっている場合、ノートを保持したいか、短くしたいか、または分割したいかを確認するダイアログが表示されます。
https://support.apple.com/kb/PH24963?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP
つまり、GarageBandでは曲の途中途中を自由自在に取り外し可能+それを別のトラックで使用可能っていうことです。
そして意外と使うのがこのリージョン分割機能。
リージョンを分割して切ったり別のトラックに移行したり、
あえてそのまま全く別の楽器のトラックに移行することで奇跡的なループ音源になることもしばしば。
意図的ではない分割は、様々な可能性を秘めていますので一度無秩序に切り刻んでみてください。
DTMで重宝されるのは、自由自在にリージョンを操ることができるということです。
作業効率がよくなる上に、1フレーズを切り刻んでそれぞれを加工できたり、好きな部分に突然追加することもできるので
考えもしないような新たな曲が生まれる瞬間もあります。
こちらの動画はリージョンを分割して切り刻んでとにかく複製したものです。
まずこちらをご覧ください。
ガレージバンドでリージョンを分割する方法
まず分割したいリージョンのあるトラックを選択します。
トラックとはそれぞれの楽器や音源がある列項目です。
そして再生ヘッドの位置を分割したい場所に持っていきます↓
そしてそのまま
編集>再生ヘッドの位置でリージョンを分割↓
すると…
↓
ちょっと分かりやすく再生ヘッドの位置をずらしましたが
分割成功となりました。
分割すると次の動画のように、そのフレーズを自由に別の場所に移動させることができます。
分割ができれば結合もできそうですね!
分割した2つのリージョンをShiftを押しながら選択することでどちらも選択できます。
そしてそのまま「編集>リージョンを結合」を選択していただければ結合します。
動画のような感じです。
GarageBandで結合したリージョンを分割する方法 まとめ
GarageBandで結合したリージョンを分割してさらに結合する方法を解説しました。
これを冒頭の動画のようにとにかく分割して結合して分割して結合して…と繰り返して使うことでバリエーション豊かな使い方ができます。
ご自身の作曲活動にも役立つのではないかと思いますのでどんどんリージョンの分割・結合使ってみてください。