そもそもサンプリングとは、パソコンに音を取り込むことです。
自然界には様々な音が溢れているので、そういった自然界の音を取り入れていくことで曲にバリエーションが増えること間違いなしです。
サンプリングで音をパソコンに取り入れたらサンプラーで音を加工して曲に取り入れましょう。
つまり自然界から音をサンプリングしたら曲に使えるようにサンプラーで加工する、そんな感じです。
今回はガレージバンドというMacユーザーなら無料で使える無料音楽制作ソフト(DAW)を使ってサンプリングするという内容になっています。
【人気記事】»【2019年最新版】動画でGarageBandをマスターしよう
【人気記事】»DTM初心者におすすめのパソコンをご紹介
ガレージバンドで身近な音を録音・サンプリングして曲編集する方法
ガレージバンドで身近にある音をサンプリングして曲を編集する方法をご紹介します。
少しニッチな世界ですが、今回「キーボードを叩く音」を「かちゃかちゃ」鳴らしてその音をガレージバンドで編集して曲にしてしまおうという試みです。
ということで、ガレージバンドで曲を作って書き出しまでの流れを簡単に解説します。
早速こちらが完成品です↓
※キーボードの音だけを無理やり加工して作曲したせいか、曲だけ聞くとかなりマニアックな仕上がりなったので映画のエンドロール風にしました
この曲に含まれる音は歪んだ音なども含め、全てPCのキーボードを適当にカチャカチャ弾いたもの↓を切り刻んだりエフェクトかけたりしたものです。
パーカッション的な要素はなんとなくキーボードの音っぽいかなーと分かると思いますが、途中で入っているかなり歪んだ音も作ることができたので加えてみました。
仕上がりは映画のエンドロールのような感じに仕上げて完成!
ガレージバンドでサンプリングして作曲(編集)+書き出しまで
今回はキーボードを弾く音をサンプリングして作曲→書き出しまでを簡単に解説します。
- キーボードを適当に弾いた音をスマホで録音
- 拡張子をwavに変換
- ガレージバンドを起動
- プラグインからTX16Wxを起動
- 録音した音源をサンプリングしてスライスしたりエフェクトかけたり
- ガレージバンドにMIDIを打ち込む
- 曲が完成したらファイルとして書き出し
ここで必要なのは「TX16Wx」というサンプラーになります。
無料でダウンロードできますので早速こちらからどうぞ
ダウンロードが済んでガレージバンドで利用できるようになったら次にお進みください。
また、使い方はこちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
1.キーボードを適当に弾いた音をスマホで録音
音源にする「キーボードを弾く音」をスマホで録音します。
iPhoneユーザーなら、「ボイスメモ」機能でキーボードの横にスマホを置いて録音しましょう。
2.拡張子をwavに変換
録音した音源の拡張子はm4aで書き出されるため、wavに変換することで今後「TX16Wx」という無料で高品質なサンプラーで使用可能となります。
こちらは今の状況ですと一番最速で変換できるのでぜひお試しください。
Audio Converter
https://online-audio-converter.com/ja/
3.ガレージバンドを起動
ガレージバンドを使って作曲をするために起動しましょう。
4.プラグインからTX16Wxを起動
前述したように、過去の記事で「TX16Wx」というmac対応の無料で高品質なサンプラーをご紹介しております。
使い方も簡単ではありますが載せてありますのでご参考にしてください。
5.録音した音源をサンプリングしてスライスしたり、エフェクトかけたり
重要その1です。
サンプラーTX16Wxの使い方は、別記事の使い方まとめ記事をみていただければわかると思います。
音源をスライスしたりリバーブかけたり、イコライザーで高低の調整をしたり
ギター用のプラグインを使って歪ませたり…
個人の好みが出るところですね。
6.ガレージバンドにMIDIを打ち込む
重要その2です。
サンプリングしてスライスしたりエフェクトかけたりした音源をさらに調整しながらMIDIに打ち込みます。
7.作曲したらファイルとして書き出し
作曲が完了したら最後にファイルとして書き出します。
ガレージバンドで最速で書き出す方法は
メニューバーの 共有>曲をディスクに書き出す→後は音質や保存先を決めるだけでOKです。
ふと自然にある音をサンプリングして作曲したら面白いものができるんじゃないかなーと作曲してみましたが
他の音源と混ぜ合わせないと、いくらエフェクトかけたりディレイかけたり色々やっても
中々キーボードを弾いてる音の領域を越えない!
ということで、試行錯誤して気づいたら3時間ぐらいかかってしまいました…
今更気づきましたが、キーボードを弾く音は結局打楽器なので、この音源だけで作曲してしまうとどうしてもパーカッション的な流れから抜け出せませんね。
ですが、他の音源や楽器と組み合わせることでまだまだ無限の可能性を秘めてるな…と無理やりですが、3時間かけたのでそう思うことにしました。
ふと思いましたが、水の音をサンプリングすると綺麗で使いやすそうですね。
今回、ガレージバンドでキーボードの音をサンプリングして作曲→書き出しまで解説しましたが
色んな自然界の音源をサンプリングするのは単純に楽しいですし、発見にも繋がりますので今後も色々試してみようと思います。
【人気記事】»【2019年最新版】動画でGarageBandをマスターしよう
【人気記事】»DTM初心者におすすめのパソコンをご紹介